一人暮らしの初期費用を徹底解説!初期費用を抑える方法も紹介|シェアスルコラム|シェアスル

一人暮らしの初期費用を徹底解説!初期費用を抑える方法も紹介

【この記事を読むと分かるポイント】

  1. 一人暮らしを始める際に必要な費用について
  2. 一人暮らしの初期費用を抑える方法

はじめての一人暮らしは、ワクワクする反面、どうしても気になるのがお金のこと。総額いくら必要なのかはもちろん、なににどれだけかかるのかも分からない…なんて方も多いのではないでしょうか?

しかし、初期費用を把握しないまま準備を始めてしまうと、予想以上に費用がかかってしまうことも考えられます。

そこでこの記事では、初めて一人暮らしをする方に向けて、必要な初期費用を項目ごとに詳しく解説します。初期費用を抑える方法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

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一人暮らしを始める際に必要な費用とは?

一人暮らしを始める際にかかる費用は、家賃のおよそ4~6か月分と言われています。契約する物件により金額は大きく異なりますが、特に学生や新社会人の方にとっては大きな負担と言えるでしょう。

一人暮らしを始める際の費用の内訳は、大きく分けて以下の3つがあげられます。

  1. 賃貸契約にかかる費用:物件を借りるために必要な費用
  2. 家具や家電の購入費用:生活に必要な家具や家電を揃えるための費用
  3. 引越し費用:荷物の運搬や移動にかかる費用

上記3つの初期費用の中でも最も大きな割合を占めるのが、「賃貸契約にかかる費用」です。

ここからは、それぞれの初期費用について詳しく解説します。事前にしっかり予算を立ててから、物件を選びましょう。

賃貸契約にかかる初期費用

東京都内で一人暮らしをする際の家賃相場は、エリアや築年数、広さ、駅からの距離など、様々な要因によって大きく変動します。

ここでは、家賃7万円の物件を例にあげ、賃貸契約にかかる大まかな相場を紹介します。

【家賃7万円の場合の賃貸契約にかかる相場目安】

  1. 敷金:7万円
  2. 礼金:7万円
  3. 仲介手数料:7万円+消費税=7万7千円
  4. 前家賃(管理費・共益費含む):11万円
  5. 初回賃貸保証料:およそ7万円
  6. 火災保険料:およそ1万円
  7. 鍵交換費用:1万円~2万円

【合計】およそ42万円

家賃7万円の物件を契約する場合、およそ42万円の初期費用が必要です。契約内容によって金額は異なりますが、余裕を持った予算を立てておくと安心です。

以下では、賃貸契約にかかる初期費用の項目について、それぞれ詳しく解説します。

①敷金

敷金は、賃貸契約時に借主が貸主に預けるお金のことです。主に、退去時に部屋の汚損や破損を修繕する費用に充てられます。

敷金は、家賃の1~2か月分が一般的です。退去時に原状回復費用などを差し引いた残金は返還されますが、故意・過失による汚損・破損、家賃滞納、契約違反などがあると返還されない、または一部のみの返還となる可能性があります。契約書をよく読み、退去時には立会い確認することが重要です。

②礼金

礼金は、賃貸物件を借りる際に、借主が物件の所有者に対して謝礼として支払うお金です。敷金とは異なり、礼金は返還されることはありません。つまり、契約が終了して退去しても戻ってこないお金です。

礼金は、家賃の1か月分程度が相場ですが、人気の高いエリアや新築物件、築浅の物件などでは、2か月分以上になるケースもあります。

③仲介手数料

仲介手数料は、賃貸物件を借りる際に、物件を紹介・仲介してくれた不動産会社に支払う報酬です。物件の所有者と借主の間を取り持ち、契約成立までをサポートするサービスへの対価と言えます。

仲介手数料は宅地建物取引業法で上限が定められており、「家賃の1か月分+消費税」が上限です。ただし不動産会社によっては、より低い金額を設定している場合もあります。

④前家賃(管理費・共益費含む)

前家賃は、契約時の初期費用として、契約月の家賃と翌月分の家賃を前払いするための費用です。月の途中からの入居の場合は、日割り計算で家賃を算出します。

管理費・共益費とは、物件の維持管理や共用部分のメンテナンスなどに充てられる費用のことです。家賃とは別に支払う場合と、家賃に含まれている場合があります。管理費・共益費の相場は物件によって大きく異なりますが、家賃の5〜10%程度が一般的です。入居後のトラブルを防ぐためにも、契約前にしっかり確認しましょう。

⑤初回賃貸保証料

初回賃貸保証料は、賃貸契約時に連帯保証人の代わりに保証会社を利用する場合、最初に支払う費用のことです。以前は、親や親族などを連帯保証人とするケースが一般的でしたが、最近は保証会社を利用する物件が増えています。

初回保証料は、家賃の0.5~1か月分程度が相場です。なお、保証会社によって更新料(契約更新時)や月額保証料(毎月)などが発生する場合があるため、契約前に必ず確認しましょう。

⑥火災保険料

入居中の火災やその他の災害(落雷、破裂・爆発、風災、雪災、水濡れなど)によって、家財に損害を受けた場合の損害を補償するのが火災保険です。多くの賃貸契約で加入が義務付けられています。

火災保険料は、物件の構造、所在地、保険期間、補償内容などによって異なりますが、一般的には2年間で2万円程度が目安です。

万が一の火災やその他の災害に備え、安心して生活を送るために、しっかりと内容を理解し、適切な保険に加入するようにしましょう。

⑦鍵交換費用

賃貸物件では、入居者が入れ替わる際に、前の入居者が持っていた鍵と同じ鍵を次の入居者が持たないようにするために鍵を交換します。新しい入居者の安全とプライバシーを守るために、欠かせない費用です。

費用の相場は、鍵の種類によって異なり、一般的なピンシリンダーキーであれば1万円〜2万円程度、防犯性の高いディンプルキーであれば1万5千円〜3万円程度が目安です。

家具や家電の購入費用

新生活をスタートさせるためには、家具や家電を揃える必要があります。

一人暮らしに必要な家具と家電の購入費用の相場は、以下の通りです。

生活必需品

相場

家具

カーテン

5千円~1万円

照明

5千円~2万円

ダイニングテーブル

椅子とセットの場合:2万円~5万円

ローテーブル:5千円~2万円

布団セット
(掛け布団、敷布団、枕)

1万円~3万円

ベッド

ベッドフレーム:2万円~5万円

マットレス:1万円~5万円

収納家具

チェスト:5千円~3万円

カラーボックス:1千円~3千円

ソファ

1万円~5万円

家電

冷蔵庫(100L~200L)

2万円~5万円

洗濯機(5kg~7kg)

2万円~5万円

電子レンジ

1万円~3万円

炊飯器(3合炊き)

5千円~2万円

エアコン

4万円~10万円(設置費用込み)

掃除機

1万円~3万円

テレビ

2万円~5万円

上記以外にも、キッチン用品やバス用品、細々した生活雑貨なども必要です。

一人暮らしに必要な家具や家電の購入費用は、最低限のものでも10万円以上、全て揃えようとすると20万円以上かかる場合があります。

一人暮らしの引越し費用

一人暮らしの引越し費用は、荷物量、移動距離、時期、オプションサービスの利用などによって大きく変動します。初めての一人暮らしで荷物が少ない場合は、比較的安く済むケースが多いでしょう。

一人暮らしの引越し費用相場の目安は、以下の通りです。

通常期

繁忙期(3月・4月)

同一市内(近距離)

2万円~5万円

4万円~8万円

市外県内(中距離)

4万円~8万円

6万円~12万円

県外(長距離)

6万円~12万円

10万円~20万円

上記はあくまで目安であり、実際の費用は業者に見積もりを依頼して確認してください。

一人暮らしの初期費用を抑える方法

余裕のある新生活をスタートさせるためにも、初期費用はできるだけ抑えたいところですよね。

ここでは、一人暮らしの初期費用を抑えるための具体的な方法をご紹介します。賢く節約して、快適な一人暮らしをスタートさせましょう!

敷金・礼金なしの物件を選ぶ

初期費用の中でも大きな割合を占めるのが、敷金・礼金です。「ゼロゼロ物件」と呼ばれる敷金・礼金なしの物件を選ぶことで、初期費用を大幅に削減できます。

ただし、退去時に修繕費用を請求される可能性が高くなる場合もあるため、契約前にしっかりと確認しましょう。

仲介手数料の値引きを交渉する

仲介手数料は、不動産会社に支払う手数料のことで、一般的には「家賃の0.5〜1か月分+消費税」が相場です。最近は、仲介手数料が半額もしくは無料という不動産会社も増えています。物件を探す際は、チェックしてみるのもおすすめです。

また、不動産会社によっては、仲介手数料の値引き交渉が可能な場合があります。物件の内見後や契約前などのタイミングで、交渉してみるのも1つの方法です。

オプションサービスは見極めが大切

ハウスクリーニングやインターネットサービス、害虫駆除、などのオプションサービスは、便利ですが別途費用がかかります。オプションサービスは、本当に必要なのかを見極めることが必要です。

簡単な掃除は自分で行うなど、工夫次第で費用は抑えられます。自分でできることは自分で行い、費用を節約しましょう。

リサイクルショップやフリマアプリを活用する

家具や家電を全て新品で揃えるとなると、大きな金額になります。出費を抑えるために、リサイクルショップやフリマアプリなどを上手に活用するのも有効な手段です。

ただし、中古品は品質にばらつきがある、保証がない場合があるなどのデメリットもあるため、状態をしっかり確認してから購入しましょう。

火災保険料を比較検討する

火災保険は、万が一の際に備えて加入しておくべき保険です。不動産会社から案内される保険会社は強制ではありません。手間はかかりますが、他の保険会社と比較検討して加入することをおすすめします。

複数の保険会社から見積もりを取り、補償内容と保険料を比較検討することで、より自分に合った保険を選ぶことができます。インターネットで加入できる割安な保険なども検討してみましょう。

フリーレント物件を選ぶ

フリーレント物件とは、入居後一定期間(1か月〜数か月)家賃が無料になる物件です。初期費用を大幅に削減できるだけでなく、引越し後の生活費の負担も軽減できます。

ただし、フリーレント期間終了後の家賃設定や契約期間など、契約条件をしっかり確認することが重要です。

シェアハウスを検討する

一人暮らしを始めるにあたって、初期費用や毎月の生活費が負担という方におすすめしたいのが、シェアハウスという選択肢です。

複数人で一つの住居を共有するシェアハウスは、初期費用を抑えられるのはもちろん、様々なメリットがあります。

シェアハウスのメリットは以下の通りです。

【シェアハウスのメリット】

・初期費用の大幅削減

シェアハウスは、敷金や礼金、仲介手数料などの初期費用がかからない物件が多く、初期費用が大幅に抑えられます。家具や家電も備え付けられているため、新たに購入する必要がないのもおすすめの理由です。

・生活費の節約

家賃は複数人で支払うため、一人当たりの負担が大幅に軽減されます。光熱費やインターネット料金なども共有でき、個別に契約するよりも割安です。

・充実した設備と快適な空間

広いリビングやキッチン、シアタールーム、ジムなど、充実した共有スペースが用意されているシェアハウスもあります。一人暮らしではなかなか手に入れることのできない快適な空間を、リーズナブルな価格で利用できるのは大きな魅力です。

・新しい出会いと交流

シェアハウスでは、様々なバックグラウンドを持つ人々と出会い、交流を深めることができます。新しい友人を作りたい、刺激的な環境で生活したいという方には最適です。

・困った時も安心

他の入居者がいるため、体調を崩した時や困った時にも助け合える環境があります。一人暮らしの不安を軽減できるのもメリットです。

一人暮らしの初期費用を抑えたいという方は、シェアハウスの検討をおすすめします。

まとめ

一人暮らしは、自由で楽しい生活の始まりです。しかし、賃貸契約費用や家具・家電の購入費用、引越し費用など何かとお金がかかるため、不安を感じる方も多いしょう。

しかし、賢く準備すれば、初期費用を大幅に抑え、余裕のある新生活をスタートできます。

一人暮らしの初期費用を抑えたい、生活費を節約したいという方は、ぜひシェアハウスを検討してみてはいかがでしょうか?賢い選択で、より豊かな一人暮らしを実現しましょう!

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この記事の執筆者

シェアスル運営事務局

シェアスル(Sharesul)では、全国のシェアハウス情報をお伝えする物件情報サイトです。シェアハウスは、通常の賃貸とは異なり、人との繋がりにも価値があります。そのため、物件情報のみならず、シェアハウス内のイベント・行事・雰囲気・入居者情報までお伝えし、シェアハウスの魅力を最大限お伝えしております。

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