友達とのシェアハウスはやめた方が良いって本当?メリット・デメリットを解説
コラム
「友達とシェアハウスに住みたい…」
「友達とシェアハウスに住むメリット・デメリットは?」
このような悩みや疑問を抱えている人も多いのではないでしょうか。
結論、シェアハウスに友達と住むことは可能であり問題ありません。
ただし、”友達とだけ”となると難しいでしょう。シェアハウスに入居しようと物件を探しても、多くの場合はすでに入居者がいます。
運良く入居者がいない物件を見つけたとしても、あとから他人が入居してくる可能性は大きいでしょう。
友達とシェアハウスで生活することにはメリット・デメリットがあります。トラブルを防ぐためにもきちんと覚えておきましょう。
この記事を読んでわかることは以下のとおりです。
- 友達とシェアハウスで生活するメリット・デメリット
- 友達とシェアハウスで快適に過ごすための3つのポイント
- シェアハウスに友達を呼んだり宿泊したりできるのかについて
友達とシェアハウスに住みたいと考えている人は、ぜひ参考にしてください。
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友達とシェアハウスに住むことは可能
友達とシェアハウスに住むことは可能です。
初めてシェアハウスに住む場合、友達と一緒であれば交友関係で悩むことは少なく、安心して過ごせます。
ただし、現実的に見て”友達とだけ”住むのは難しいでしょう。
以下の内容について詳しく見ていきましょう。
- シェアハウスに"友達とだけ"住むのはむずかしい
- "友達とだけ"住みたいならルームシェアという選択肢もある
シェアハウスに"友達とだけ"住むのはむずかしい
シェアハウスに友達と住めますが、”友達とだけ”住むのは現実的には難しいでしょう。
シェアハウスに入居するために物件を探しても、多くの場合はすでに入居者がいます。
2人以上の定員があれば友達と一緒に入居できるかもしれませんが、初対面の人とも生活していかなければいけません。
また、運良く入居者0人のシェアハウスがあったとしても、あとから他人が入居してくる可能性は大きいでしょう。
そのため、”友達とだけ”シェアハウスに住むのは現実的ではありません。
友達とだけ"住みたいならルームシェアという選択肢もある
ひとつの部屋を借りて友達と住むルームシェアという方法もあります。
ルームシェアは、複数人で一部屋分の家賃を払うので経済的です。
ルームシェア可の部屋も多いので、”友達とだけ”住みたい人はルームシェアも検討してみるとよいでしょう。
しかし、ルームシェアの場合、友達と家事を分担しなければいけません。
一方シェアハウスは、清掃業者や運営スタッフが建物の管理を担うことが多く、家事分担でのトラブルが少ないようです。
合わせて読みたい記事:
ルームシェアとシェアハウスの違いを徹底解剖!向いている人の特徴を解説
友達とシェアハウスに住むのはやめとけといわれる3つの理由【デメリット】
友達とシェアハウスに住むことにはデメリットもあります。どのようなデメリットがあるか知っておくことでトラブルを予防できます
- プライベートな時間が確保しにくくストレスが溜まりやすい
- 友達との関係が悪くなる可能性がある
- 他の入居者と仲良くなりにくい
合わせて読みたい記事:
シェアハウスで起こりやすいトラブル7選!快適に過ごすための秘訣
プライベートな時間が確保しにくくストレスが溜まりやすい
プライベートな時間が確保しにくいことが大きなデメリットとして挙げられます。
友達と過ごす時間が多くなり、自然とひとりで過ごす時間が少なくなるでしょう。
ストレスが溜まるとトラブルを招きやすく、体調不良にも繋がります。
あらかじめ友達と遊ぶ頻度や時間についてルールを決めておいたり、休日はひとりで買い物に出かけたりすることで、ひとりの時間が確保できストレス発散にもなります。
友達との関係が悪くなる可能性がある
友達とシェアハウスに住むと、日常生活のなかでさまざまなトラブルが発生する可能性があります。
生活リズムの違いや価値観の違いなどから、意見が食い違うことも多いでしょう。
トラブルが続くと友達との関係が悪くなってしまうかもしれません。
トラブルが起きたらすぐに話し合いで解決できればよいのですが、一方が我慢したり、どちらも譲らなかったりすることで後々大きく衝突することもあります。
友達とシェアハウスに住む場合は、相手の価値観や意見を尊重することが大切です。
トラブルが起こったときは、すぐに話し合い、解決しましょう。
他の入居者と仲良くなりにくい
友達とシェアハウスに住むと、自然と友達とばかり過ごす時間が多くなり、他の入居者と交流する機会が減ってしまいます。
他の入居者から見ても、友達同士のなかには入りにくいと感じてしまうことも多いようです。
他の入居者に疎外感を与えないように、自分から話しかけるなど、積極的にコミュニケーションをとるとよいでしょう。
友達とばかり過ごすのではなく、他の入居者と関わる時間をバランス良く取り入れることが大切です。
友達とシェアハウスに住む4つのメリット
友達とシェアハウスする際のメリットは以下のとおりです。
- 家賃や生活費が抑えられる将来に向けて貯金ができる
- 困った時や緊急時に頼れるため安心
- 楽しさや安心感が大きい
- 友達と一緒のため、溶け込みやすい
家賃や生活費が抑えられるため将来に向けて貯金ができる
友達とシェアハウスに住む場合、1人暮らしよりも家賃や生活費を抑えられるメリットがあります。
家賃は管理会社と部屋のタイプで異なりますが、5〜6万円台がほとんどです。
毎月の固定費を減らすことで、自分の趣味などにお金が使えます。将来のために貯蓄を考えている人にとっても魅力的でしょう。
困ったときや緊急時に頼れるため安心
友達とシェアハウスに住むと、困った時や緊急時にすぐ頼れるのもメリットです。
体調が悪くなったときでも心強いでしょう。お互い助け合いながら共同生活することで、信頼関係をより深められます。
楽しさや安心感が大きい
友達と気軽に会って遊べる楽しさや、近くにいるという安心感が大きいのも友達とシェアハウスに住むメリットです。
孤独感も少ないので、ひとりでいるのが苦手な人にもおすすめです。友達と暮らすことで、毎日がより楽しく充実するでしょう。
友達と一緒のためコミュニティに溶け込みやすい
自分一人で、いきなり誰も知らない輪の中に入るのは緊張もしますに、馴染めるか不安ですよね。
しかし、友達とシェアハウスに一緒に住むことで、シェアハウス内のコミュニティに溶け込みやすいメリットがあります。
また、友人が自分が知らないシェアハウス内の人と知り合いになることで自然とその人とも知り合いになることができます。
友達とシェアハウスに住むメリットは大きい
友達とシェアハウスに住むメリットは非常に大きく、今いる友人関係だけでなく、シェアハウスを通じて新たなコミュニティを構築することができます。そのため、今まで出会ったことがない人とも交流することができ、自分の知見を広げることが可能です。
特に、友人がいれば、最初の不安も少なくすみ始めることができるため、非常におすすめです。
シェアハウスで起こりやすい友達とのトラブル
シェアハウスではトラブルが発生することも少なくありません。友達とシェアハウスで生活する場合どのようなトラブルが発生しやすいか覚えてきましょう。
- 物の貸し借りでのトラブル
- プライバシーによるトラブル
- 男女関係によるトラブル
物の貸し借りでのトラブル
友達とシェアハウスに住むと、お互いに物を貸し借りする機会も多くなります。
貸し借りが多くなると、「貸した物が期日までに返ってこない」「返却されたのに壊れている」といったトラブルが起こるかもしれません。
物の貸し借りは、きちんとルールを決めておくことが大切です。貸す物や貸す期間、貸す際の注意点などを明確にしておきましょう。
プライバシーによるトラブル
友達とシェアハウスで暮らす場合、プライバシーにも注意しなければいけません。
部屋に勝手に入ってきたり、私物を勝手に使われたり、さまざまなトラブルが発生する可能性があります。
友達であれ、ルールやマナーを守ることは大切です。また、他の入居者のプライバシーにも配慮するようにしましょう。
男女関係によるトラブル
シェアハウスでは、入居者同士が恋愛に発展することもあります。
しかし、ケンカしたり別れたりしたときにはお互い気まずくなってしまうこともあるでしょう。
我慢できずどちらかが退去することになるかもしれません。
他の入居者からしても、恋愛関係にある男女と生活することは気を遣うでしょう。
シェアハウス内で恋愛に発展することは問題ありませんが、周囲に配慮することが大切です。
友達とシェアハウスで快適に過ごすための3つのポイント
ここでは、友達とシェアハウスで快適に過ごすためのポイントを3つ紹介します。
- ひとりの時間も確保する
- 友達同士でもシェアハウスでのルール守る
- 自分の意見や価値観を押しつけない
ひとりの時間も確保する
友達と一緒に生活しているからといって、常に一緒にいる必要はありません。
定期的に個室でひとりで過ごす時間を持つことで、共同生活のストレスも溜まりにくくなるでしょう。ただし前提として、個室がある物件を選ぶ必要があります。
シェアハウスは、以下3タイプの部屋に分けられます。
- ドミトリー(広めの居室に2段ベッドが複数設置されている)
- セミプライベート(ひとつの部屋をパーティションで区切っている)
- 個室(完全個室)
プライベートな時間が確保できないとストレスが溜まりやすく、友達とトラブルに発展しやすくなります。
快適に過ごすためにも、個室がある物件を選び、ひとりの時間も大切にしましょう。
友達同士でもシェアハウスでのルール守る
友達とシェアハウスで生活する場合、ついつい「友達だから」という理由でルールを守らないことが起こりがちです。
また、友達だからといって強く言い過ぎてしまうこともあるでしょう。
トラブルが起きるときは、親しいゆえにお互いルールを守らなかったり、言い過ぎたりしてしまうからです。
「親しき仲にも礼儀あり」という言葉があるように、友達だからといって普段のように接するのではなく、ルールやマナーを守って生活しましょう。
合わせて読みたい記事:
シェアハウスによくあるルール例を場所やパターン別紹介!トラブル発生時の正しい対処法
自分の意見や価値観を押しつけない
友達とシェアハウスで生活すると、自分の意見や価値観を押しつけてしまいがちです。
しかし、それぞれ異なる環境で育ってきたため、価値観は人それぞれです。
自分の意見や価値観を押しつけることは相手を不快にさせ、トラブルを招く要因になります。
相手の意見や価値観を尊重し、共感できるところは共感するようにしましょう。
シェアハウスに友達を呼んだり宿泊したりできる?
もともとシェアハウスは入居者同士の活発な交流を目的として、来客を許可している物件が多くあります。
しかし、コロナ流行後は一時的に来客をNGにしたり、もともとのルールを見直している物件もあります。
以下の内容について見ていきましょう。
- 物件によっては不可の場合もある
- 女性専用物件に男性は呼べない
- 物件内でも呼べる場所に制限が設けられていることがある
物件によっては不可の場合もある
シェアハウスによっては宿泊だけでなく、来客を全面NGにしている物件もあります。
私物の盗難や、たまり場になりハウスの雰囲気が悪くなることを防ぐためです。
また、コロナ流行後は感染防止のため、来客者をNGとしている物件もあります。
シェアハウスによって来客を許可していない理由はさまざまですが、いずれも入居者の安全を守るためのルールです。
トラブルを未然に防ぐためにも、ルールはしっかり守りましょう。
女性専用物件に男性は呼べない
シェアハウスには女性のみを対象としている物件もあります。
女性専用物件では、入居者だけでなく、男性の来客者も原則入室禁止です。
入居者は女性専用のシェアハウスとして入居しています。付き合っている男性や兄弟だとしても、部屋へ招くのは避けましょう。
物件内でも呼べる場所に制限が設けられていることがある
シェアハウスによっては、場所によって来客の制限が設けられている物件もあります。
例えば、個室は立ち入り禁止で、キッチンやリビングなどの共有スペースは立ち入りOKのような物件です。
個室を来客NGとすることで、私物の盗難を防いだり、何日も宿泊したりするなどの問題を防げます。
シェアハウスに関するよくある質問3選
ここでは、シェアハウスに関するよくある質問をまとめてみました。
- シェアハウスで友達はできる?
- シェアハウスは友達2人、3人、4人何人まで一緒に住める?
- シェアハウスの審査は厳しい?
シェアハウスで友達はできる?
シェアハウスで友達はできます。
シェアハウスにはさまざまな年齢や職業、趣味を持つ人が住んでいるため、共通の話題や価値観を持つ人が見つかりやすいでしょう。
共有スペースでは入居者と顔を合わせる機会も多いため、友達をつくりやすい環境といえます。
シェアハウスは友達2人、3人、4人何人まで一緒に住める?
シェアハウスには友達の人数制限はありません。
ただし、シェアハウスには入居者の定員人数が定められています。
シェアハウスの審査は厳しい?
シェアハウスの審査は通りやすい傾向にあります。
ただし、シェアハウスの審査では人柄やコミュニケーション能力に問題がないか、内覧時に面接を受けることもあります。
主に審査対象となる項目は、以下のとおりです。
- 職業
- 入居理由
- 人柄
- 身だしなみ
- 性別・年齢
- シェアハウスのコンセプトに合っているか
一般的な賃貸と異なり、シェアハウスは過去の金銭面や信用情報などの項目は必ずしもチェックされません。
まとめ:友達とシェアハウスに住むことは可能!
今回は、「友達とシェアハウスに住めるのか?」の疑問について解説しました。
シェアハウスに友達と住むことは問題ありません。
ただし、多くの場合はすでに入居者がいます。
運良く入居者がいない物件を見つけたとしても、あとから他人が入居してくる可能性は大きいでしょう。
そのため、”友達とだけ”住むことは難しいことを理解しておきましょう。
友達とシェアハウスで生活することには以下のようなメリットがあります。
- 家賃や生活費が抑えられる将来に向けて貯金ができる
- 困った時や緊急時に頼れるため安心して
- 楽しさや安心感が大きい
家賃や生活費を節約しながら友達と楽しく生活したい人は、ぜひシェアハウスを検討してみてください。
▼自分に合ったシェアハウス探しなら▼
この記事の執筆者
シェアスル運営事務局
シェアスル(Sharesul)では、全国のシェアハウス情報をお伝えする物件情報サイトです。シェアハウスは、通常の賃貸とは異なり、人との繋がりにも価値があります。そのため、物件情報のみならず、シェアハウス内のイベント・行事・雰囲気・入居者情報までお伝えし、シェアハウスの魅力を最大限お伝えしております。
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