シェアハウスのメリット・デメリットとは?失敗しないシェアハウスの選び方
コラム
- 「シェアハウスのメリット・デメリットが知りたい…」
- 「シェアハウスがやめとけと言われる理由は?」
このような疑問や悩みを抱えている人もいるでしょう。
20代〜30代の若者に人気のシェアハウスですが、家賃や生活費などの費用を抑えられるメリットがある反面、プライベートの時間が確保しにくいといったデメリットも存在します。入居を検討する際は、どちらも把握しておかなければいけません。
メリットばかり期待していては、思わぬトラブルを招いてしまうこともあるでしょう。
そこで今回は、シェアハウスのメリット・デメリットとあわせて、シェアハウス選びに失敗しないポイントを解説します。シェアハウスへの入居を検討している人は、ぜひ参考にしてください。
この記事を読むことでシェアハウスのメリット・デメリットが理解でき、快適なシェアハウス生活が送れるでしょう。
シェアハウスのメリット5選
シェアハウスに住むことは、実は多くのメリットが存在します。
主なメリットとしては以下の5つがあります。
- 費用が抑えられるので生活に余裕ができる
- 新しい出会いが多いため人脈が広がる
- 常に誰かがいるので1人暮らしより安心感がある
- 東京都心でも安価で住める可能性がある
- 一般的な賃貸物件に比べて入居審査がとおりやすい
1.費用が抑えられるので生活に余裕ができる
家賃や生活費を抑えられるのは、シェアハウスの大きなメリットと言えるでしょう。
シェアハウスは一つの家を複数人でシェアするため、一般的な賃貸物件に比べて費用が大幅に抑えられます。趣味や貯金にお金を回せられ、生活にも余裕ができやすくなります。
また、電気代・光熱費・水道代は共益費に含まれることが多く、全て含めて月々15000円程度となります。共有スペースの利用料などを加味すると、一人暮らしで賃貸を借りるより、格段に固定費を削減することができます。
将来のために貯金したい人や趣味にお金を使いたい人などは、シェアハウスに住むことで貯蓄することができたという声も少なくありません。
2.新しい出会いが多いため人脈が広がる
シェアハウスではさまざまな年代や職業、価値観を持った人と交流する機会が多くあります。そのため、新しい出会いが多く、人脈が広がります。また、異業種交流や外国人の交流など、さまざまな交流が可能です。
特に当メディアであるシェアスルでは、シェアハウス内での雰囲気や人とのつながりを大切にしております。管理会社にヒアリングすると、入居者同士でイベントごとを開催している楽しいシェアハウスも少なくありません。
新しい出会いを求めている人や外国人と交流したい人は、シェアハウスを検討してみてください。
3.常に誰かがいるので1人暮らしより安心感がある
シェアハウスでは常に誰かがいるので、一人暮らしに比べて安心感があります。また、女性限定のシェアハウスなども存在するため、「一人で上京して不安…。」などの時にシェアハウスに住んでみる人も少なくありません。
何かあったときにすぐに助けを求められるので、心強いでしょう。
初めての一人暮らしが不安な人や、一人は寂しくて嫌という人はシェアハウスがおすすめです。
4.東京都心でも安価で住める可能性がある
2024年10月時点における、東京都新宿区におけるワンルームの平均家賃は10.88万円と高騰しています。
一般のアパートやマンションでは手が出ない都心の物件でも、シェアハウスなら安価で住める物件があります。住みたくても、予算の関係で諦めてしまう人もいるでしょう。都心に住みたいという人は、シェアハウスを検討してみてください。
5.一般的な賃貸物件に比べて入居審査が通りやすい
シェアハウスは、一般的な賃貸物件に比べて入居審査が通りやすい傾向にあります。入居審査では、通常の賃貸と異なる視点からさまざまな項目をチェックしています。主に審査対象となる項目は、以下のとおりです。
- 職業
- 入居理由
- 人柄
- 身だしなみ
- 性別・年齢
- シェアハウスのコンセプトに合っているか
収入や職業などの条件が厳しくない場合がほとんどなので、「一般の賃貸では審査に通るか不安…」という人は、シェアハウスを検討するとよいでしょう。
シェアハウスのデメリットとは
多くのメリットがあるシェアハウスですが、デメリットと感じる点も複数ございます。シェアハウスに住むときは、メリットのみならず、デメリットも必ず確認するようにしましょう。
- プライベートが確保しづらくストレスが溜まりやすい
- トイレや風呂などの共有スペースのタイミングが被ることがある
- 生活習慣や価値観の違いからトラブルが起きやすい
対策についても紹介するので参考にしてください。
プライベートが確保しづらくストレスが溜まりやすい
プライベートな時間が確保しにくいのがシェアハウスの大きなデメリットと言えるでしょう。
個室タイプの物件でも、共有スペースを使用する際は、誰かしらと顔を合わせます。特に、セミプライベートやドミトリー対応の部屋は、常に他人がいるのでプライベートの時間は少ないと考えてよいでしょう。
プライベートが確保できないことはストレスにも繋がるので、趣味や好きなことでストレスを発散し、溜め込まないことが大切です。
対処方法について
「入居者と適度に交流もしたい、プライベートの時間したい」このような場合は、個室プランがあるシェアハウスがおすすめとなります。
個室プランであれば、自分のプライベートな時間を確保しつつ、交流したい時にラウンジやシェアスペースへ行き、住人同士交流が可能となります。
トイレや風呂などの共有スペースのタイミングが重なることがある
シェアハウスではトイレや浴室などの共有スペースを複数人で利用するため、タイミングが重なることが多く見られます。例えば、朝の忙しい時間帯にトイレが空いていなかったりお風呂が混んでいたりすると、ストレスの原因にもなるでしょう。
このようなトラブルを防ぐためには、入居者同士でコミュニケーションをとって、利用時間を調整することが大切です。また、運営会社や管理会社がルールやマナーを定めている場合もあるので、しっかり従うようにしましょう。
生活習慣や価値観の違いからトラブルが起きやすい
シェアハウスにはさまざまな年代や職業、価値観を持った人が一緒に暮らしています。そのため、生活習慣や価値観の違いからトラブルが起きることも珍しくありません。
夜遅くまで騒ぐ人や、ゴミをきちんと分別しない人などがいる場合、ストレスを感じてしまうことも多いでしょう。
シェアハウスは共同生活であることを理解し、最低限のルールやマナーを守ることが大切です。守れない人がいる場合は、管理会社へ連絡するとよいでしょう。
シェアハウス選びで失敗しないための3つのポイント
シェアハウスにはさまざまな物件があるので、自分に合ったシェアハウスを見つけることが大切です。勢いだけで決めてしまっては、トラブルに巻き込まれたり、後悔したりすることも多いでしょう。
そこで、シェアハウス選びで失敗しないためのポイントを3つ紹介します。快適に過ごすためにも、ぜひ確認しておきましょう。
- 複数の物件を内見して建物の状態や入居者の質を確認する
- シェアハウス目的で作られた物件か確認する
- 女性は女性限定の物件を選ぶと安心して生活できる
1.複数の物件を内見して建物の状態や入居者の質を確認する
シェアハウスの物件を決める際は、複数の物件を内見して建物の状態や入居者の質を確認することが大切です。建物の状態や設備が良好かどうかは、快適に生活するうえで重要なポイントです。また、入居者の質が悪ければ、トラブルが起こりやすいでしょう。
複数の物件を比較検討することで、自分に合った物件が選べます。
2.シェアハウス目的で作られた物件か確認する
シェアハウスの物件を選ぶ際は、シェアハウス目的で作られた物件を選ぶようにしましょう。
一軒家やマンションなどを改造して作られたシェアハウスの場合、キッチンや浴室などの共有スペースの使い勝手が悪かったり、部屋に窓がなかったり、コンセントが少なかったり、生活するうえで不便なことが多くあります。
シェアハウス目的で作られた物件であれば、共有スペースや個室も快適に過ごせるでしょう。
3.女性は女性限定の物件を選ぶと安心して生活できる
女性の場合は、女性限定物件を選ぶとよいでしょう。
男性の入居者がおらず立ち入ることもないので、安心して生活できます。特に、一人暮らしが初めての女性や、帰宅する時間が遅い女性にとっては大きなメリットとなるでしょう
また、女性ならではの悩みや困りごとを相談しやすい環境があるのもうれしいポイントです。ただし、女性限定の物件は男女混合の物件に比べて選択肢が限られます。
希望する立地や条件の物件が見つかりにくいことも理解しておきましょう
シェアハウスに関するよくある質問
ここでは、シェアハウスに関するよくある質問をまとめています。
- 友達とシェアハウスで住むメリット・デメリットは?
- 社会人がシェアハウスに住むのはあり?
- シェアハウスの入居者は何歳が多い?
友達とシェアハウスに住むメリットは?
友達とシェアハウスに住むメリットは以下のとおりです。
- 家賃や生活費が抑えられる将来に向けて貯金ができる
- 困った時や緊急時に頼れるため安心して
- 楽しさや安心感が大きい
社会人がシェアハウスに住むのはあり?
一人暮らしより大幅に家賃や生活費が抑えられるので、社会人にもおすすめです。学生や社会人など幅広く入居しています。また、シェアスル内で紹介している物件では、入居者の年齢層や男女比そして国籍まで確認した上で、内覧予約をすることができます。
そのため、自分と同年代が多いシェアハウスを選ぶことで、馴染みやすい状態を作ることができます。
シェアハウスの入居者は何歳が多い?
25歳から30歳未満の若年層が多く入居しています。
また、男女混合シェアハウスの入居者の男女比は、男性が約3割、女性が約7割となっています。
物件によっては、男女比や年齢層が異なるため、気になる物件を調べて確認してみましょう。
メリット・デメリットを考慮して自分に合っているか判断しよう
今回は、シェアハウスのメリット・デメリットについて紹介しました。
主なメリット・デメリットは以下のとおりです。
【メリット】
- 費用が抑えられるので生活に余裕ができる
- 新しい出会いが多いため人脈が広がる
- 常に誰かがいるので1人暮らしより安心感がある
- 東京都心でも安価で住める可能性がある
- 一般的な賃貸物件に比べて入居審査がとおりやすい
【デメリット】
- プライベートが確保しづらくストレスが溜まりやすい
- トイレや風呂などの共有スペースのタイミングが被ることがある
- 生活習慣や価値観の違いからトラブルが起きやすい
シェアハウスには多くのメリットがありますが、デメリットも考慮したうえで自分に合っているか判断する必要があります。また、快適に過ごすためには、自分に合った物件を見つけることが重要です。
今回紹介した内容を参考にして、ぜひシェアハウスを検討してみてください。
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