シェアハウスで起こりやすいトラブル7選!快適に過ごすための秘訣

コラム

シェアハウスで起こりやすいトラブル7選!快適に過ごすためには

  • 「シェアハウスではどのようなトラブルが多い?」
  • 「シェアハウスで快適に過ごすためには?」

このような疑問を持っている人も多いのではないでしょうか。

シェアハウスでは、プライベートな空間は確保されているとはいえ、共同生活な面も多く存在します。そのため、盗難や窃盗・人間関係の問題などさまざまなトラブルが起こりうる可能性があります。それらのトラブルに備え対処法を知っておく必要があります。

▼本記事を読んでわかること

  1. シェアハウスで起こりやすいトラブル7選
  2. トラブルが起きた際の相談先
  3. シェアハウスで快適に過ごすためのポイント
  4. シェアハウスならではのメリット
  5. シェアハウスに向いている人・向いていない人

シェアハウスでの暮らしを検討している人や、シェアハウスでのトラブルに困っている人は、ぜひ参考にしてください。

シェアハウスのトラブル7選と解決方法

シェアハウスのトラブル7選と解決方法

シェアハウスで起こりやすいトラブルを7つ、解決方法とあわせて紹介します。

  1. 盗難・窃盗によるトラブル
  2. 文化の違いによるトラブル
  3. 共有スペースのルールを守らないことで起こるトラブル
  4. 家事の当番を守らないことによるトラブル
  5. 騒音・生活音によるトラブル
  6. 人間関係の問題によるトラブル
  7. 男女問題によるトラブル

 

盗難・窃盗によるトラブル

シェアハウスでは、私物の窃盗や盗難が深刻な問題とされています。シェアハウスは共同生活なので、どうしても疑いの目が同居人に向いてしまうでしょう。特に、貴重品や高価な物は盗まれやすいので注意が必要です。

盗難・窃盗の対策は以下のとおりです。

 

  1. 共有スペースに私物を置かない
  2. 個室を離れるときは鍵をかける
  3. 共有スペースに防犯カメラを設置している物件を選ぶ

 

万が一の盗難を防ぐために、できる限り自分で防止策をとることが重要です。

文化の違いによるトラブル

シェアハウスのトラブル:文化の違い

シェアハウスには外国人留学生が多く入居しています。

日本国内にいながら国際交流ができるということを理由にシェアハウスを選ぶ人も珍しくありません。ただ、文化の違いによるトラブルが多いのも事実です。

外国人とのトラブル例

  1. 「夜遅くまで騒いでいる」
  2. 「個室に勝手にはいってきた」
  3. 「私物を勝手に使われた」

などが挙げられます。

シェアハウスは、さまざまな国籍や文化の人々が共同生活を送る場所です。そのため、文化の違いによるトラブルが発生することも十分に理解しておきましょう。国際交流が目的であれば、慎重に検討する必要があります。

共有スペースのルールを守らないことで起こるトラブル

共有スペースのルールを守らないことで起こるトラブル

シェアハウスには、共用スペースの清掃やゴミ出し、騒音に関するルールなど、さまざまなルールがあります。これらのルールを守らないことで、トラブルが発生することも多くあります。

ルールは入居者全員が守るとは限りません。一部の人がルールを守らないことで特定の人に負担がかかります。ルールを守らない人がいる場合の対処法としては以下が効果的です。

 

  1. 直接本人に注意する
  2. ルールを違反した際の罰則を決める

 

ルールを守らないことでのトラブルはシェアハウスではよくあります。自分自身がルールを守り、他の住人とコミュニケーションをとることでトラブルを未然に防ぎやすくなるでしょう。

家事の当番を守らないことによるトラブル

家事の当番を守らず、共有スペースのキッチンやトイレが汚れたままの状態が続くことでトラブルが起こることもあります。

シェアハウスのほとんどは浴室やトイレ、リビングなどの共有スペースを当番制で掃除しています。しかし、責任感が薄く、掃除をしない人もなかにはいるでしょう。真面目に掃除当番を守っている人の負担が大きくなることがトラブルが起こりやすい原因になります。対処法は以下のとおりです。

 

  1. 直接本人に伝える
  2. 当番表を目のつきやすい場所に貼る

 

本人の性格や状況によっては直接伝えるのが難しい場合もあるかもしれません。そのような場合は、運営会社に相談するのがよいでしょう。

騒音・生活音によるトラブル

シェアハウスでよくあるトラブルの原因が、騒音・生活音によるものです。

テレビの音や話し声など、なかにはちょっとした生活音が気になる人もいるでしょう。個室の壁が薄いシェアハウスも多いため、テレビの音や話し声が漏れてしまうことも少なくありません。騒音・生活音のトラブルを防ぐ方法は以下のとおりです。

 

  1. 防音シートを使用する
  2. 個室ではイヤホンやヘッドホンを使用する

 

騒音や生活音に関するトラブルは非常に起こりやすいので、入居前の見学の際に音漏れ具合など念入りに確認しておきましょう。

 

人間関係の問題によるトラブル

シェアハウスではさまざまな価値観や生活習慣を持つ人が一緒に生活するため、人間関係の問題が発生することもあります。実際シェアハウスの生活では、シェアメイトとの人間関係に悩む人も少なくありません。

「気が合わない人がいる」「特定の人から無視されている」など、さまざまです。

シェアハウスでの人間関係の問題を防ぐためには、以下の対策が有効です。

 

  1. 入居者と積極的にコミュニケーションを図る
  2. ルールやマナーを守る
  3. 自分の生活習慣や価値観を押し付けない

 

シェアメイトだからといって、全員と仲良くする必要はありません。適度な距離感で付き合っていくことが大切です。自分自身がルールやマナーを守り、他の住人とコミュニケーションをとることで、人間関係のトラブルは防ぎやすくなるでしょう。

男女問題によるトラブル

男女共同のシェアハウスでは、男女問題のトラブルが発生することもあります。同世代の男女が同じ家で暮らせば恋愛に発展することもあるでしょう。男女問題で起きやすいトラブルの原因は以下のとおりです。

 

  1. 共有スペースでイチャつくカップルがいる
  2. 同居人同士で付き合っていたが、結局別れて全体が気まずい雰囲気になっている
  3. 友人や恋人の立ち入りが禁止されているのに連れ込む

 

シェアハウス内で恋愛に発展することは問題ありません。ただし、周囲に配慮することが重要です。

 

シェアハウスはやめとけといわれる3つの理由

シェアハウスはやめとけといわれる3つの理由

シェアハウスはよく「やめとけ」といわれていますが、その理由について解説します。

  1. 部屋がせまく窮屈である
  2. ひとりの時間がほとんどない
  3. デメリットが多い

 

部屋がせまく窮屈である

シェアハウスの個室は、平均6畳で窓が1〜2個あることがほとんどです。

家賃は平均5万円と、1人暮らしほど高額ではありません。ワンルームマンションと比べると狭いと感じるかもしれませんが、「個室は6畳あれば十分」という人にとってはそれほど気にならないかもしれません。

個室スペースとしては、狭いですが共同スペースが広く完備されているため、問題なかったという声も非常に多くございます。

 

ひとりの時間がほとんどない

シェアハウスではひとりの時間がほとんどなく、プライベートの時間を確保しにくいデメリットがあります。

自室が個室でもお風呂やキッチン、トイレなどの共有スペースでは誰かしらと顔を合わせることになるでしょう。特に、セミプライベートやドミトリー対応の部屋は、常に他人がいるのでプライベートの時間はほぼありません。

ひとりの時間が少ないとストレスを溜めやすくなるため、ひとりの時間をうまくつくりながら生活していく必要があります。

 

デメリットが多い

シェアハウスは騒音問題や人間関係、プライベートが確保しにくいなどさまざまなデメリットがあります。一方では、家賃を抑えながら暮らせるという大きなメリットもあります。

それぞれのメリットとデメリットをよく理解したうえで、自分の性格や生活スタイルに合っているかどうかを検討することが大切です。デメリットを軽減するための対策を講じることで、シェアハウスでの生活を快適にできるでしょう。

シェアハウスでのトラブルは管理会社に相談しよう

さまざまなトラブルの例や解決策を紹介しましたが、解決できない場合はシェアハウスの管理会社に相談しましょう。管理会社は物件の紹介や入居手続きだけでなく、普段の生活状況の管理もおこなっています。さまざまなトラブルにも対応してきているので、解決しやすいでしょう。

それでも解決できないときは…

管理会社に相談してもトラブルが解決できなかった場合は、退去するしかないでしょう。

トラブルを抱えながら生活していてはストレスも溜まりやすくなり、トラブルもより悪化してしまうかもしれません。トラブルが解決しない場合は、新たな住環境を模索することを視野にいれるとよいでしょう。

 

快適に過ごせるシェアハウスの選び方

快適に過ごせるシェアハウスの選び方

「トラブルが多いのはわかっているけど、どうしてもシェアハウスで暮らしたい」という人もいるでしょう。ここでは、快適に過ごせるシェアハウスの選び方を紹介します。

 

  1. 入居人数が少ないところを選ぶ
  2. ルールに厳しいところを選ぶ
  3. 個室があるところを選ぶ
  4. 家賃が安すぎるところは避ける
  5. シェアハウスとしてつくられた物件を選ぶ
  6. 内見時はここを必ず確認しよう

 

入居人数が少ないところを選ぶ

物件を選ぶ際は、入居人数が少ないところがおすすめです。

「多くの人と関わりたい」という人は大人数でも構いませんが、入居人数が少なければ関わる人数も少ないためストレスを抱えにくくなります。人数が多いとお風呂やトイレの待ち時間が長かったり、派閥ができたり、さまざまな不便が生じやすくなります。入居人数が少ないと生活音や騒音の発生頻度も低くなるので、トラブルも発生しにくいでしょう。

ルールに厳しいところを選ぶ

入居前にルールを確認して、厳しいルールが設けられている物件もおすすめです。

ルールに厳しければルールを守らない人も少なく、トラブルも起きにくいでしょう。入居前に、担当スタッフにルールは決められているか確認しておくと安心です。自分に合いそうな物件を見つけることが快適に過ごすために重要です。

個室があるところを選ぶ

プライベートな時間を確保するために、個室が設けられている物件を選ぶとよいでしょう。

シェアハウスの部屋は以下の3タイプに分けられます。

 

  1. ドミトリー(広めの居室に2段ベッドが複数設置されている)
  2. セミプライベート(ひとつの部屋をパーティションで区切っている)
  3. 個室(完全個室)

 

プライベートな時間が確保できないとストレスが溜まりやすく、他の住居人とトラブルに発展しやすくなります。快適に過ごすためにも、個室がある物件を選ぶとよいでしょう。

家賃が安すぎるところは避ける

シェアハウスは家賃や生活費が抑えられるメリットがありますが、家賃が安すぎる物件は避けたほうがよいでしょう。

民度が低い可能性があります。ルールやマナーを守らない住人が多ければトラブルも多いでしょう。シェアハウスの民度は、入居者の意識や運営会社の管理体制によって大きく左右されます。シェアハウスに入居する際は、安すぎる家賃の物件は避け、民度を事前に確認しておくとよいでしょう。

シェアハウスとしてつくられた物件を選ぶ

もともとシェアハウスとして作られた物件とは、シェアハウスとして利用することを前提に設計・建築された物件です。

もともとシェアハウスとして作られた物件は、以下のようなメリットがあります。

 

  1. プライベートな時間が確保しやすい
  2. 共有スペースが充実している
  3. セキュリティ対策が万全

 

何かしらのかたちで改造されてシェアハウスになった物件は、やや不便な間取りになっていることがあります。例えば、居室に窓がない、コンセントの数が極端に少ない、共同スペースが狭すぎるなど、住みにくい可能性が高いでしょう。

 

快適に過ごすためには、家賃はやや高めになってしまいますが、もともとシェアハウスとしてつくられた物件を選ぶとよいでしょう。

内見時はここを必ず確認しよう

入居の前の内見時に確認しておくべきポイントを下記の表にまとめました。すべて確認しておくことでトラブルなく快適に過ごせるでしょう。

 

見極めるポイント

入居者の質について
  1. あいさつを返してくれる
  2. 見た目に清潔感がある
  3. 第一印象が良い
共有スペースについて
  1. 共有スペースの掃除がおこなわれているか
  2. お風呂やトイレの鍵は閉まるか
  3. 個室に鍵はついているか
壁の防音性について
  1. 壁の中央をノックして音が軽くないか
  2. 生活音が筒抜けでないか
個室について
  1. 部屋に窓があるか
  2. 収納スペースはあるか
  3. 部屋に窓があるか
  4. コンセントの数はどうか
建物の周辺環境について
  1. スーパーやコンビニが近くにあるか
  2. 大きな音がでる施設はないか
  3. 携帯の電波はあるか

 

シェアハウスのメリット

シェアハウスのメリット

デメリットが多いシェアハウスですが、シェアハウスならではのメリットも多く存在します。

  1. 家賃や生活費が分担できるため費用が抑えられる
  2. 新しい出会いがあり国際交流もできる
  3. 常に誰かがいるため安心感がある

家賃や生活費が分担できるため費用が抑えられる

シェアハウスはひとつの物件を複数人でシェアするため、家賃や生活費を抑えられます。家賃は管理会社と部屋のタイプで異なりますが、5〜6万円台がほとんどです。なかには3万円代の物件もあるので、とにかく費用を抑えたい人にはおすすめです。

新しい出会いがあり国際交流もできる

シェアハウスのメリットのひとつに、新しい出会いがあることが挙げられます。

シェアハウスではさまざまな年齢層や職業、趣味を持つ人と出会う機会が増えます。そのため、普段の生活ではなかなか出会えないような人と出会うことも多いでしょう。また、日本国内にいながら国際交流ができるということを理由にシェアハウスを選ぶ人も珍しくありません。

常に誰かがいるため安心感がある

シェアハウスでは常に誰かがいるため、1人暮らしよりも安心感があります。また、セキュリティがしっかりしている物件が多いため、防犯面でも安心です。

寂しさや不安を感じにくく、困りごとがあればすぐに助けを求められるのもメリットといえるでしょう。

シェアハウスに向いている人・向いていない人の特徴

シェアハウスに向いている人・向いていない人の特徴

シェアハウスに向いている人と向いていない人の特徴を紹介します。シェアハウスでの生活を検討している人は参考にしてみてください。

シェアハウスに向いている人

シェアハウスに向いている人の特徴は以下のとおりです。

 

  1. とにかく家賃・初期費用を抑えたい
  2. 家具や家電にこだわらない
  3. 騒音や生活音が気にならない
  4. 他人との共同生活が苦でない
  5. 学生寮などに住んでいた経験がある
  6. コミュニケーション能力が高い
  7. ひとりが苦手
  8. 短期間で転居する
  9. 新しい出会いを求めている

 

上記のような特徴を持っている人はシェアハウスに向いている可能性が高いでしょう。

シェアハウスに向いていない人

シェアハウスに向いていない人の特徴は以下のとおりです。

 

  1. プライバシーを重視する
  2. 物音に敏感
  3. 神経質である
  4. 設備にこだわりたい
  5. コミュニケーションが苦手
  6. お風呂やトイレを共有したくない
  7. 私物が多い

 

上記のような特徴を持っている人はシェアハウスに向いていない可能性が高いでしょう。ただし、実際に生活してみないとわからない部分も多いため、参考程度に考えてください。

シェアハウスに関するよくある質問3選

ここでは、シェアハウスに関するよくある質問をまとめています。

シェアハウスでペットは飼える?

一部の物件ではペットが飼えます。ただし、基本的には不可の物件がほとんどです。

シェアハウスに友達や恋人は呼べる?

基本的にシェアハウスで来客があることは問題ありません。ただし、シェアハウスの運営会社や物件によって不可の場合があるので、確認したうえで招きましょう。

シェアハウスとルームシェアの違いは?

主な違いは以下のとおりです。

 

  1. 運営会社や責任者
  2. 同居人との関係や人数
  3. 初期費用

 

イメージ違いを防ぐためにも、それぞれの特徴やメリット・デメリットをきちんと理解しておく必要があります。

シェアハウスのトラブルは未然に防いで快適に過ごそう

今回は、シェアハウスのトラブルについて解説しました。シェアハウスで起こりやすいトラブルは以下のとおりです。

 

  1. 盗難・窃盗によるトラブル
  2. 文化の違いによるトラブル
  3. 共有スペースのルールを守らないことで起こるトラブル
  4. 家事の当番を守らないことによるトラブル
  5. 騒音・生活音によるトラブル
  6. 人間関係の問題によるトラブル
  7. 男女問題によるトラブル

 

シェアハウスは家賃が安い、新しい出会いがあるなど魅力的なメリットがあります。しかし、トラブルが発生することも少なくないため、事前に対策しておくことが大切です。今回紹介した内容を参考に、きちんと対策をおこないながら快適なシェアハウス生活を送ってください。

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